日本に住んでいたら、当たり前の様に「炒りごま」、「擦りごま」が販売されていますが、私の住むフランスでは、「炒りごま」は見かけても「擦りごま」はほとんど見かけたことがありません。
そんな時、まずは自家製「炒りごま」から作ります。
「白ごま」を直接擦るよりも、断然一度炒った方が香りが強く、ごまの風味がしっかりとして美味しいです!
簡単なので、まずは「炒りごま」を作って、「擦りごま」、「練りごま」に挑戦してみてはいかがでしょうか?
材料 (Ingrédients)
【材料】
・白ごま・・・一袋分
《用意する道具》
・フライパン(使い古した方が炒りやすい)
・木べら(ゴムベラ)
・保存容器
作り方(Instructions)
●始めは火を付けずに、フライパンに一袋分の白ごまを入れます。
●全て入れたら、強火にして一気に炒り始めます。
●手早く木べらなどでかき混ぜながら炒ります。
●うっすら茶色くなってきたら、中火にして、さらに手早く木べらでかき混ぜながら炒り上げます。
●香りが強くなってきて、全体的に茶色になったら完成です!
●冷ましてから保存容器に移していつでも香り高い炒りごまが使えます。
「炒りごま」を作るポイント
●フライパンは新しいものよりも古い方が炒りやすい
●強火で一気に炒ると焦げやすいので注意!初心者は中火から始めるべし!
●慣れてくると調理時間5分で香ばしい「炒りごま」の完成!!
なぜ、自家製にこだわるのか?
フランス人でも「Sésame doré(炒りごま)※Graines de sésame/ごま」はよく使う様で、スーパーのスパイス売り場に行けば、簡単に購入することができます。
私はフランスへ来てからよく、料理の見栄えが良くなる&体に良いので、”ごま”を仕上げ用によく使うのですが、ある時、炒りごまに不純物がある事に気付いてしまい、ボトル用、詰め替え用、それぞれ試してみたのですが、やっぱり黒い不純物が入っていたんです・・・。
それも、一度ならず毎回・・・(多分・・・炒った時のカス?)
たまにガリッとするのが気になってしまい、「白ごま(Graines de sésame blanc)」に変更したのですが、やっぱり、白ごまよりも炒りごまの方が見栄えも、風味も良いので、最終的に自分で作る!っと、いうところに行き着きました。
でも、実際に自分で白ごまを炒って料理に使う様になったら、市販の炒りごまは買えなくなりました。
やっぱり、香りが違うんですよね・・・。
特に擦りごまにした時の香りの強さは、自分で炒った方が遥かに香ばしいです。
とっても、簡単なので、一度お試しあれ!
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