フランス、ヨーロッパを中心に現地の食材・調味料で作る日本食や地中海食料理ブログ!

【レシピ】子供でも食べられる!美味しい焼き魚の下処理と焼き方

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海外に住んでいると日本の様なコンパクトな魚を専門に焼く、魚焼き器はありません。

でも、電気オーブンやオーブントースターがあれば作れます。

ぜひ、試してみて欲しい魚の調理方法です!!

美味しいお魚の食べ方の詳細はこちらから

目次

材料 (Ingrédients)

【材料】
・お好きな魚1〜2匹(タイ、スズキ、アジ、サバなど)
※切り身(1枚:100〜150g)なら4切れが目安

《基本の漬け塩・黄金比率》
・水・・・200cc
・塩・・・小さじ2(約12g)
・酒・・・大さじ1

●漬け込む魚の大きさや保存容器によって、分量が変わってきますが、量が少ない場合(ヒタヒタの量にならない場合)は、2倍の量で漬けてみてください!

《保存容器のサイズが大きい&魚が大きめ場合》
・魚1〜3匹(タイ、スズキ、アジ、サバなど)※切り身(1フィレ:100〜150g)なら4〜6切れが目安
・水・・・400cc
・塩・・・小さじ4
・酒・・・大さじ2

作り方(Instructions)

●《漬け塩》をしっかり溶いておく

●写真の入れ物だと水400ccに対して、塩小さじ4+酒大さじ2で漬け込むとちょうど良い塩加減

●最低でも約3時間《漬け塩》に漬け 、冷蔵庫で保管
※できれば、半日〜1日程漬け込むと芯まで程よい塩味になります
※短時間で味を漬けたい場合は、基本の《漬け塩》の2〜3倍の分量で30分〜1時間を目安に漬け込んで下さい

【短時間で味を付けたい時の分量】
水200ccに対して、小さじ4(約24g)+お酒大さじ1(15cc)の割合で、30分漬け込む
※一般的にお魚屋さんなどで使用される塩の割合は、水1000ccに対して、10%のお塩が目安です
(例:水500cc+塩50g)

※お子さんが食べる場合、食べやすい様に骨を抜いてあげるのがおすすめですが、アジやサバの様に、身が柔らかく、骨を抜くと身が崩れてしまう魚は、抜かずにそのままでチャレンジ!!

●魚の肉質がプリッとしたら、《漬け塩》の入れ物から取り出し、キッチンペーパーで水気を拭き取り、オーブン用のお皿やバットに水を張り、網に乗せ、魚焼き器(オーブントースター)や電気オーブンで焼く
※お持ちの機器によって若干焼き時間が変わってきますが、通常海外のオーブンは、グリル設定であれば火力が強いので、15〜20分が目安です

●こんがり焼き上がったら完成です

JAGAKO

他のお魚でも同じ様に「網」を使うとふっくらと焼き上がります!

《昔は電気オーブン用の鉄板を一番下にして、脂の受け皿にし、網を置き、その上に魚を置いて焼いていました。でも、この方法だと掃除が手間なんですよね・・・》
《最終的には、ステンレス製など、厚みのある電気オーブン対応の皿に水を張る方がお掃除も簡単で、匂いも残りにくいです!》
《焼き魚があれば、海外でも日本食が堪能できます》

下処理をしないとすぐに魚の身が悪くなってしまいますが、塩漬けにした魚は、冷蔵庫で3〜4日、冷凍で1ヶ月程食べられます。

さらに一手間 〜一夜干し〜

もし、時間に余裕があれば、一夜干しをしてあげるとグンと美味しくなります。

私が住んでいる場所がちょうど、排気ガスもなく、海風と山風が吹く絶妙な位置にあるため、一夜干しをすると一層味が締まります。

実は、フランスでも燻製や塩漬けにしたお魚が真空パックになって販売されています。でも、あまりの塩っぱさにびっくりします。

後日、

JAGAKO

あの魚は、塩っ辛くて食べれたもんじゃない!

っという話を義理母にしたところ、一度塩抜きをするのだと教えてもらい、かなりの手間&お魚の旨味が全く感じられなくてパッサパサで正直、美味しくない!(爆)っと、いう経験から、お魚を美味しく食べる方法を模索し始めました。

そこで、通常(日本の)お魚屋さんで販売されている干物の作り方を学び、短時間で凄い量の塩で味をつけ、干す事を知り、一般的に家庭向きではないため、上記の方法に至りました。

塩水に漬ける時間が少し長いですが、魚の芯まで味が染み込みます。

塩分を気にされる方や関西方面のあっさり系が好きな方にはちょうど良い塩加減だと思います。

逆に濃い目が好きな関東方面の方には、食べる直前にちょい足しの醤油で美味しく頂ける塩加減だと思います。

JAGAKO

もし、塩焼き以外の料理にする際は、すでに塩味が付いているので、味付けをするのも塩を振って旨みを引き出す作業も必要ありません!

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