フランス、ヨーロッパを中心に現地の食材・調味料で作る日本食や地中海食料理ブログ!

【レシピ・副菜】コリコリ食感がクセになる「マテ貝の酢の物」

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実は、「マテ貝」をあまり食べたことがなかったのですが、マルセイユにある和食料理屋さんのパーティーメニューに出てきた「マテ貝」の蒸し焼きが美味すぎてハマってしまいました。

日本だと魚屋さんがある程度、砂抜きをしてくれたりするのですが、フランスではほぼ何も下処理がないので、自分で下処理をする手間があります。

南仏だと前菜として、オリーブオイルや香草で味を付けますが、今回はさっぱり「マテ貝の酢の物」をご紹介します!

目次

材料 (Ingrédients)

【材料】(2人前)
・マテ貝・・・500g(約20個)
●水・・・適量
●塩・・・適量
 ※1Lに対して、塩50g
・人参・・・1本(50〜80g)
・大根・・・3〜4cm幅(50g)

《合わせ調味料》
・酢(米酢)・・・大さじ2
・みりん・・・大さじ1
・醤油・・・大さじ1
・砂糖(グラニュー糖)・・・1/4
・レモン汁・・・小さじ1/2

作り方(Instructions)

《コリコリ感と独特の食感があるマテ貝》
JAGAKO

マテ貝はあさり同様、砂浜に生息する貝なので、砂抜きをしないとジャリっとしてしまうので、下処理が必要です!

●人参、大根は千切りにし、水にさらしておきます。

●平らなバット(お皿やトレイ)にマテ貝を広げて、マテ貝が被るくらいの塩水(5%)に浸します。

●何度か水を替え、半日〜一晩砂抜きをします。

●密閉してしまうと死んでしまうので、布や新聞紙を被せて暗くしてあげるとマテ貝が砂を吐きやすい状態になります
●網の付いている平バットを使うと、一度吐き出した砂を再度吸い込みずらくなるのでおすすめです

●砂抜きをしたら、軽く冷水で洗います。

●蒸し器を用意し、沸騰したらマテ貝を入れ、蒸します(1〜2分が目安)

●火が通ったら、冷水を張ったボールに入れ、粗熱を取ったら殻を取り除きます。

※蒸し器がない場合は、フライパンにマテ貝がヒタヒタになるくらいまで水を加え、茹でます
※電子レンジ用のシリコンスチーマーを活用しても良いと思います

●水にさらしておいた野菜の水をよく切ります。

●ボールに《合わせ調味料》を入れ、よく混ぜておきます。

《合わせ調味料》の中に、野菜、マテ貝を加え和えたら完成です!

【本日の食材】Couteaux(poissons et fruits de mer)マテ貝

「Couteaux(マテ貝)」は、直訳すると”ナイフ、包丁”と呼ばれる二枚貝の体長10〜20cmの軟体動物です。

見た目がナイフのような形からこの名前が付いたので、モノを切る「Couteaux(ナイフ・包丁)」と区別するために、「Poissons et fruits de mer(魚介類)」の表記があったりします。

あさりと同じように、砂に埋もれて生息しているため、ムール貝よりも下処理に手間がかかるためなのか、あまり一般的には扱われていませんが、大西洋沿岸の干潮時に収穫されため、気づかないだけで、意外にスーパーの鮮魚コーナーで見つけることができます。

身は繊細で、ワイン蒸し、酒蒸しなどでも美味しく食べられる貝です。

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