人が集まるパーティーメニューに最適な「ちらし寿司」。
我が家の子供は男の子なので雛人形には縁がありませんが、3月3日のひな祭りは、日本の文化を知るために「ちらし寿司」をよく作るようになりました。
何よりも、握りよりも楽なのに、見栄えは抜群です!笑
今回は、大人気の寿司ネタ「サーモン」を使った「海鮮ちらし寿司」です。
材料 (Ingrédients)
【材料】(1〜2人前)
・ご飯・・・1合分
・サーモン・・・1〜2切れ
・(冷凍)海老・・・5匹
・絹さや・・・3〜4枚
・人参・・・1/2本(50g)
・きゅうり・・・50g
・(冷凍)レンコン・・・1〜2枚
※酢水に浸けて置く→酢(または寿司酢)・・・大さじ1+水・・・大さじ3
・錦糸卵・・・適量
・炒りごま・・・適量
《寿司酢》1合分(計量カップ約180ccが目安)
・酢(米酢)・・・30cc
・砂糖(グラニュー糖)・・・20g(大さじ2)
・塩・・・5g(小さじ1)
《錦糸卵》(作りやすい量)
☆卵・・・2個
☆砂糖(グラニュー糖)・・・大さじ1/2
☆白だし・・・小さじ1
※粉末だし(小さじ1/2) + 水(大さじ1)を溶かしたものでも代替え可
☆塩・・・少々
☆水・・・大さじ2
☆水溶き片栗粉・・・大さじ1
※片栗粉(小さじ1)+水(大さじ1)
作り方(Instructions)
●お米を研いで、浸水させ、固めに炊いておく。
※固めにしたいので、通常よりも短い時間:約10〜20分
【基本のお米の浸水時間】
●浸水時間は、通常30〜45分程(夏場は20〜30分程)
●冬場は水温が低いため、60〜90分程浸すのが目安
●《寿司酢》を作っておく。
●《錦糸卵》を作っておく。
●人参ときゅうりはさいの目にし、人参は茹でておく。
●レンコンは、薄く切り、四つ割にして、酢水にさらしておく。
●絹さやもさっと茹でて、冷水に浸し冷ましておく。
●海老は殻を取り除き、塩茹でして冷ましておく。
●サーモンは、半分を飾り用に、半分は中に混ぜ込む用に切っておく。
※例:スライスにして、お花のかたちに。もう半分はさいの目にしておく!
一口大の大きさにしたサーモンを漬けにしても美味しいです!
●炊き上がった白飯に《寿司酢》を少しづつ加え、しゃもじでご飯を切るようにかき混ぜながら、冷ましておく。
●人肌程度の温かさになったら、炒りごま、錦糸卵、人参、きゅうり、レンコン、さいの目(漬け)にしたサーモンの順でちらし、最後に飾り用のサーモン(刺身)、海老、絹さやを加えたら完成!
【本日の食材】Saumon(サーモン)
外国人が好きなお寿司のネタで一番人気が「Saumon(サーモン)」です。
日本だと鮭の塩焼きが人気ですが「サーモン」も「鮭」も呼び名が違うだけで、同じ海水魚です。
塩鮭は「オキアミ」というエビのような姿をしているプランクトンを餌として食べますが、その「オキアミ」が「アニサキス」という寄生虫を食べ、鮭に寄生する事があるため、加熱して食べるのが一般的です。
だから、昔はお寿司屋さんでも「鮭」は見た事がないネタでしたが、寄生虫の「アニサキス」は一度冷凍し死滅させてからだったら食べる事ができるので、冷凍の刺身用サーモンとして、広く食べられるようになりました。
そして、さらに食中毒の危険性が少ない「サーモン」は、元々天然魚ではなく、養殖され、餌も監視下の元に育つので、寄生虫が混入する心配がないため、生食用として刺身など生で食べる事ができる上に、すぐに鮮度がなくなる青魚に比べると臭みがなく食べやすい特徴があります。
特に、「キングサーモン(マスノスケ)」や「アトランティックサーモン(タイセイヨウサケ)」は、身が柔らかく程よく脂が乗っているため人気が高いです。
ちなみに、「サーモン」は、お寿司のネタでよく使われますが「アトランティックサーモン」を使った燻製がヨーロッパでは有名です。
【本日の食材】Racine de lotus(レンコン)
一般的にはあまり見かけませんが、冷凍された「Racine de lotus(レンコン)」はアジア食材店で見つける事ができます。
私はすでに穴の空いた「レンコン」しか、今まで見た事がなかったので、渡仏してから、生の「レンコン」の本当の姿を知りました。
アフリカ系の人が買っているのをよく見ます。
販売される時期が限られるためなのか、なかなか店頭で見つける事ができませんが、あればラッキーの食材です!
《パーティー用の大人数「ちらし寿司」レシピはこちらから!》
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