トマトパスタには、よくトマトの缶詰を使いますが、缶詰の種類によって出来上がりが酸っぱくなってしまうため、子供から不評だったりします。
でも、トマトの水煮缶の代わりに「トマトピューレ」を使うと「濃厚トマトソースパスタ」になります。
さらに、生クリームを仕上げの隠し味に使うと一層コクのあるパスタになります!
材料 (Ingrédients)
【材料】(3人前)
・乾燥パスタ・・・300g
・水・・・3L + 塩(粗塩)・・・大さじ1+大さじ1/2
・オリーブオイル・・・大さじ2
・ニンニク・・・1片
・玉ねぎ・・・中1個
・ベーコン・・・100g
・トマトピューレ・・・200cc
・トマト・・・1個 (または、プチトマト・・・5個)
※もしなければ、トマトピューレを+100cc加えてください
・塩・胡椒・・・適量
・(お好みで)乾燥バジル・・・大さじ1/2
・パスタの茹で汁・・・100cc
《仕上げ》
・バター・・・10g
・生クリーム(牛乳)・・・20cc
※乳脂肪30%の生クリームを使うと一層濃厚!
※生クリームがない場合は、Kiri(1個)と牛乳(50cc)で代用してもコクが出ます!
・パルメザンチーズ・・・お好みの量
パスタを湯がく時のポイントは、乾燥パスタ100gに対して、水1L+お塩(粗塩)10gが目安ですが、
ソースの中にパスタの茹で汁を使う場合や、絡めるソースによって、塩っ辛くなってしまうので、要注意です!
作り方(Instructions)
●深底(パスタ鍋や中華鍋)に水と塩を入れ、強火で火にかけます。
●水が沸騰したら乾燥パスタを入れ、柔らかくなるまで(少し歯ごたえのあるアルデンテがおすすめ)茹でます。
●玉ねぎはスライスし、ベーコンは細切り、ニンニクはみじん切りにします。
●フライパンに、オリーブオイルを引き、みじん切りにしたニンニクを入れ、香りが出てきたら、ベーコンを入れ、よく炒めます。
●ベーコンから滲み出た油を絡ませる様に、玉ねぎを加えてよく炒めます。
●生のトマトも加え全体的に炒めます。
●野菜がある程度炒まったら、トマトピューレを加えてさらに炒めます。
●パスタの茹で汁を100cc程加え、乾燥バジル、塩・胡椒で味を調えます。
※パスタの茹で汁の量は生トマトやトマトピューレの種類によって塩加減が変わってきますので調節してください
●バターと生クリームを加え、再度味を確認します。
※少し強めの塩っ辛さがある方が、パスタと絡めた時にちょうど良い味に仕上がります
●しっかり、お湯を切ったパスタをソースの中に入れて、全体的に絡ませたら完成です!
●お好みで、バジル(パセリ)やパルメザンチーズをふりかけてお召し上がりください!!
ここがポイント!!
●茹で終わったパスタはソースの味が薄まらない様によく水を切る
●トマトピューレは各メーカーによって「nature」と記載の塩を加えていないものを始め、減塩、塩分が強いもの、バジルなどハーブが加えられているものなど色々あるので、塩加減に注意する
【本日の食材】Bacon(ベーコン)
ヨーロッパで販売されている「Bacon(ベーコン)」は、日本の加工された「ベーコン」と違い、生のベーコンを塩漬けにした塩分濃度の高い「ベーコン」が多いので(ナチュラルと燻製がある)塩加減に注意してください!
特に、パスタを茹でる時に入れる塩加減を減らすと、濃いめのソースと絡めても塩辛くなりにくいです。
逆に、ペペロンチーノなどシンプルなパスタを茹でる場合は、しっかり濃いめの塩加減の方が、ソースと絡めても味がボケにくいです。
【本日の食材】Pâtes sèches(乾燥パスタ)〜リングイネ〜
「linguine(リングイネ)」は、スパゲッティと同じ、ロングパスタですが、断面が円形ではなく、楕円形(平打ち)で、味が絡みやすい、濃いめのソースに合います。
他に同じ平打ち面のパスタの中には、「Tagliatelle(タリアッテレ/fettuccine(フィットチーネ)」など、「リングイネ」よりもさらに面の幅が広い(5〜10mmほどの平面)ロングパスタもオススメです!
【本日の調味料】Purée de tomates(トマトピューレ)
パスタと言ったらフランスのお隣、イタリアが本場なので、イタリア産のパスタや「Purée de tomates(トマトピューレ)」など、様々なメーカーの製品が手に入りますが、それぞれ微妙に味が違うので(トマト本来の味が由来している)自分好みの「トマトピューレ」が見つかると良いですね。
ちなみに、フランスに住んでいると、大抵のスーパーに行くと取り扱いのある、フランスのパスタメーカー「PANZANI(パンザニ)」が目立ちます。
スーパーのプライベートブランドに比べると、少しお高いですが、味に定評があるのでおすすめです。
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