少し手間ですが、時間がある時にまとめて作り置きにしておくこともできる「Croquettes de saumon à la crème(サーモンのクリームコロッケ)」は、ちょっと特別な時、急に人が来た時のおもてなし料理にオススメです。
また、冷凍保存できるので、お弁当のおかず、そして献立に困った時の救世主になります。
材料 (Ingrédients)
【材料】(作りやすい量)
・サーモン・・・2切れ(200〜300g)
・玉ねぎ・・・中1個
・マッシュルーム・・・中3〜4個
・(炒め用)バター・・・10g
・固形コンソメ・・・10g
・塩・胡椒・・・適量
《ホワイトソース》
・バター・・・50g
・小麦粉・・・50g
・牛乳・・・500cc
《揚げ衣液》
●小麦粉・・・大さじ5
●卵・・・1個
●マヨネーズ・・・大さじ2
●水・・・大さじ3
・パン粉・・・適量
《付け合わせ》
・パスタ・・・一人前約100g
※お好みで、バゲットなどパン類や白飯
ソースも一緒に作る場合は参考にしてください!
《タルタルソース》
・ゆで卵・・・2個→みじん切り
・玉ねぎ・・・1/4個→みじん切り(水にさらしておく)
・きゅうり・・・20g→みじん切り(全体的に塩を振って水気を切っておく)
・マヨネーズ・・・大さじ3
・ケチャップ・・・小さじ1
・塩・胡椒・・・少々
・牛乳・・・大さじ1/2〜1
※マヨネーズの種類によって水分量が変わってくるので調節してください
・パセリ・・・お好みで
《簡単トマトソース》
・水・・・30cc
・ケチャップ・・・50cc
・鶏ガラスープの素・・・小さじ1/2
作る手順(Instructions de cuisson)
作り方(Instructions)
始めは手間だと思っていた「ホワイトソース」作りも慣れると簡単で、多めに作って冷凍にしておくことも可能ですよ!
《STEP1》基本のホワイトソースを作る
●冷蔵庫から出したばかりの牛乳であれば、小鍋に入れ沸騰させない程度の温度で温めておきます。
●フライパンにバターを入れ、中火で溶かします。
●バターが溶けたら、一旦火を止めて、小麦粉を一気に入れ、ダマにならない様に素早くかき混ぜます。
●徐々にサクサクした感じになっていきます。
●全体が黄色くなるまで小麦粉とバターを馴染ませたら、再度火を付け、中火でツヤと、とろみが出てくるまで木べらで、手早くかき混ぜます。
●生地がもったりしてきたら、弱火にして、牛乳を加えます。
※ガスコンロをお使いの場合は火を止めてしまった方が失敗しません。
●牛乳は何回かに分けて加えて馴染ませていきます。
●ある程度混ざってきたらとろみが出てくるので、木べらを持ち上げて、ボットっと落ちるようになったら出来上がりです。
《ダマが気になる時のひと手間》
●ホワイトソースを熱いうちにこして、キメを揃えておきます。
※おもてなし料理にする場合やお時間があれば、このひと手間でグッと上品な口当たりになります!
●成形しやすい様に、もったりとしたくらいがちょうど良いです。もし、ゆるい場合はもう少し煮詰めると水分が飛んで固めになります。
《STEP2》サーモンクリームを作る
●フライパンにバターを入れ、みじん切りにした、玉ねぎとマッシュルームを入れ、よく炒めます。
●焼き(火を通して骨を抜いた)サーモンをほぐして、加えます。
●コンソメを加え、さらに混ぜ合わせます。
●よく混ざったら、ホワイトソースを加え、最後に塩・胡椒で味を調えます。
※塩加減はお好みですが、後からソースを添えるので、薄味でも大丈夫です!
●底の浅い平バットにラップを敷いて、ホワイトソースを流し込み、粗熱が取れたら冷蔵庫で30分ほど冷まし、固めます。
●形が均等になる様にフォークなどで、切れ目を入れておくと大体同じ量になります。
●完全に冷え、成形しやすくなったサーモンクリームを均等に整えておきます。
※お持ちの平バットの大きさにもよりますが大体12等分
●切り終えたら、平バットに戻してさらに冷やし固めます。
《STEP3》サーモンクリームを成形している間に、ソースを作る
【タルタルソース】
・卵は固めに茹でて冷まし、殻をむいておきます
・玉ねぎはみじん切りし、水にさらし辛味を抜き、きゅうりは細かく切って塩を振っておきます
・ボールに、布巾でよく絞った玉ねぎときゅうりを入れ、マヨネーズ、ケチャップ、塩・こしょうで味を調えてよく混ぜ、最後に牛乳を加え、もったりさせます
・最後にお好みでパセリを加えたら完成です
・味が馴染む様に冷蔵庫で保管しておきます
もっと簡単なソースが良い!そんな方には混ぜ合わせるだけのトマトソースもオススメです!
【簡単トマトソース】
・鍋にケチャップ、鶏ガラスープの素、水を入れ、軽く煮詰めたら完成です!
《STEP4》成形したサーモンクリームに衣をつけて揚げる
●《揚げ衣液》「●」とパン粉を全体的に付けて、160〜170度に熱した油できつね色になるまで揚げます。
※油は多めの方が綺麗に揚がります。
《ここがポイント!》
●唐揚げの様に高温で揚げてしまうと衣が爆発する場合があるので、140度くらいの低めの温度から試し揚げをして、徐々に温度を上げていくと綺麗に揚がります。
●クリームコロッケを上手に作るコツは、”タネ”になるクリームを完全に冷やし固め、成形しやすい形にする事です。
だから、完全に冷やし固める工程が必要なため、前日まで、もしくは朝に仕込み、晩に食べる。など、前もって仕込んでおけると効率が良いかもしれないですね。
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