フランス、ヨーロッパを中心に現地の食材・調味料で作る日本食や地中海食料理ブログ!

【レシピ・揚げ物】冷めても美味しい!我が家の「醤油唐揚げ」

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日本の家庭料理を代表する「唐揚げ」は、子供も大人も好きな人が多く、いろいろな味付けによってバリエーションが豊富なので、なかなか飽きません。

今回は、醤油ベースに、にんにくの効いた、冷めて温め直してもジューシーさが失われない、我が家の定番「醤油唐揚げ」をご紹介します!

目次

材料 (Ingrédients)

【材料】3〜4人分
・鷄もも肉・・・500g
 ※骨無し
・卵・・・1個
・揚げ油・・・適量
・小麦粉・・・適量
・片栗粉・・・適量
 ※小麦粉1:片栗粉2の割合
 ※例:小麦粉/大さじ1:片栗粉/大さじ2

《漬け込みダレ》
●醤油・・・大さじ1
●酒(日本酒)・・・大さじ1
●ごま油・・・大さじ1
●みりん・・・小さじ1
●麺つゆ・・・小さじ1+1/2
●鶏ガラスープの素(顆粒だし)・・・小さじ1
●味の素(あれば)・・・小さじ1
●にんにく・・・1片(すりおろす)
●生姜・・・1片(すりおろす)

《鶏肉を柔らかくするための液》
・水・・・400cc
・砂糖・・・大さじ1
・塩・・・大さじ1/2

JAGAKO

我が家の「唐揚げ」は近所にあった大好きな中華料理店の「唐揚げ」をイメージしています。(もう、20年前に閉店 。悲)
だから、味付けや衣の配合が「小麦粉1:片栗粉2の割合」でちょっと中華っぽい&食べ応えがあるのが特長です!

作り方(Instructions)

《肉汁が溢れるジューシーさを保つために少し大きめ》

●鶏もも肉を(50〜60g)に切り分けます。
※骨があれば取り除く
※我が家は少し大きめ。お好みの大きさでOK!

《鶏肉を柔らかくするための液》に3〜4時間漬け込みます。

【漬け込み時間の目安】
・100〜500gであれば、2〜4時間くらいが目安
・500〜1000g以上であれば半日〜一晩が目安

《漬け込みダレ》を作ります。
にんにくと生姜はすりおろし、調味料と一緒によく混ぜます。

《鶏肉を柔らかくするための液》を捨て、キッチンペーパーでよく拭き取り《漬け込みダレ》に漬け込みます。
※洗い物を減らしたい場合は、ビニール袋に入れて揉み込み、漬け込んでも良いと思います

●平バットなど容器に入れて漬け込む場合は、キッチンペーパーで覆い、乾燥を防ぎ、漬け込みやすくします。

●漬け込み時間は、最低でも30分以上。
できれば半日から一晩漬けると中までしっかり味が染み込みます。

●(漬け込みが終わって、揚げる前に)溶き卵を入れます。

●我が家は、味をしっかり芯まで染み込ませたいため、溶き卵を揚げる直前に入れますが、お手間な場合は《漬け込みダレ》と一緒に混ぜ込んでも大丈夫です。

●ビニール袋を用意し、
小麦粉1:片栗粉2の割合で揚げ衣を作ります。

●まんべんなく衣を付け、余分な粉は取り除きながら、ふんわり丸めるようにします。
※平たく揚げるよりも、お肉の中に旨味を閉じ込め、食べた時に、ジューシーな油が溢れ出します

●出来れば、衣が肉の《漬け込みダレ》を吸収するまで10分ほど放置させてから揚げると、さらに肉汁を閉じ込め、揚げ油の持ちが良くなります。

●170〜180度に熱した油に入れ、きつね色になるまで揚げます。
※お肉を入れてから、下面が揚がるまで触らないのがベスト

●下面が揚がってきたらひっくり返して裏面も揚げます。
※熱がお肉に伝わると、浮き上がってくるので、それがひっくり返す目安

●きつね色になったらキッチンペーパーを敷いた平バットに取り上げます。
※空気が抜けて音が静かになってきた時が出来上がりの目安

●一旦取り出した鶏肉を、再度180度以上に熱した油の中に入れ、2度揚げをします。

●カラッと揚がれば完成です!

JAGAKO

冷めても美味しい!っと言ってもらえる秘密はちょっと手間がかかるけれど、じっくり漬け込む事と衣の配合です!

《お弁当にも最適!》

【本日の食材】唐揚げ用の部位「Hauts de cuisse de poulet(鶏のもも肉)」

フランスで「唐揚げ」を作ろうとすると、大抵骨つき肉を捌くところから始まります。

それも、日本で販売されている様な鶏肉の部位の捌き方と微妙に違い、フランスではどの部位も骨や皮が大量に付いているのが普通なので、取り除くと半分くらいの量になり、かなり割高感を感じてしまいます。

その中でも、比較的骨が少なく、身が取れるもも肉部分が「Hauts de cuisse de poulet(鶏のもも肉)」と呼ばれる部位です。

《唐揚げにする場合はこの骨の部分を取り除きます》

鶏肉の脚と尻尾の間にある部分で、胸肉よりもやや脂が多く、なめらかでジューシーな部位です。

そして皮の部分がとても脂が乗っているので、その脂身を生かした料理レシピが多いです。

ちなみに、「Hauts de cuisse de poulet(鶏のもも肉)」の中でも、恐ろしく骨ばかりの部位が販売されている時もあるので注意が必要です。

1kg買っても身の部分は・・・

JAGAKO

なんと!319g!!
見た目は大きいけど・・・これだけ???(怒)

【鶏肉の部位〜まとめ〜】

Hauts de cuisse de poulet(鶏のもも肉)・・・鶏肉の脚と尻尾の間にある部分で、胸肉よりもやや脂が多く、なめらかでジューシーな部位

Cou(首)・・・基本的には捨てられてしまう部位
・料理の代表例:Rillettes(リエット)

Poitrine(胸肉)・・・鶏肉の部位の中で一番食べられている部位で、唯一骨がなく販売されているため、調理が簡単で大人気。もも肉よりも約2倍のお値段がする
・調理例:ロースト、煮込み料理、詰め物料理、串焼きなど料理の幅が広く無限大

Dos(背中)・・・ここの部位だけで販売されているのは珍しいですが、丸鷄を購入して捌くと食べられます
・調理例:ロースト、煮込み料理

Aile(手羽)・・・手羽には3つのパーツがあります
①Pilon(手羽元/ドラムスティック)・・・鶏の胸から手羽のつけ根に当たる部位。手羽先より脂肪が少なでですが、旨みがある部位。小さいミニドラムスティック
②Aile(手羽先/ウイング)・・・肉々しさは少ないけれど、パリッとした鶏皮の味が美味な部位
③Pointe de l’aile(翼端)・・・肉がほとんど無いので、破棄されるか、手羽先と一緒にくっついて販売されている部位
・調理例:BBQなどロースト、バッファローチキンなど揚げ物、煮込み料理

Jambe(脚/チキンレッグ)・・・もも肉と脚を含んだ部位で、足のつけ根から先の部分が、とてもジューシーで、脂身からの旨みが多い部分
骨からの旨みを生かして、煮込んだり、オーブンでじっくりローストする料理に最適
・調理例:ロースト、煮込み料理

【本日の食材】Fécule de pommes de terre(片栗粉)

フランスでは「Fécule de pommes de terre(片栗粉)」と言います。

アジア食材店に行けば大抵販売されている粉の一つです。

フランス系スーパーには置いていない事が多いので「Maïzena/Fécule de maïs(コーンスターチ)」で代替えする事も可能です!

どこのスーパーでも比較的に手に入りやすいです!

【本日の調味料】Le bouillon de poule(鶏ガラスープの素)

海外版!味の素「Le bouillon de poule(鶏ガラスープの素)」は、日本でお馴染みの「中華あじ」、「丸鷄がらスープ」など、入れるだけで一気に中華の味に近づける、粉末の中華の素です。

以前は、なかなか簡単に手に入らなかったのですが、今ではアジア食材店のブイヨンなどが売っているコーナーで見つける事ができます。

なかなか手に入らない時は、フランスのブイヨンをお友達から勧められて使っていましたが、

JAGAKO

やっぱり、何か違う・・・

っと、いう事で、洋風のブイヨンで中華ベースの味は、ちょっと味が変わってしまうので、和風の「唐揚げ」には、「鶏ガラスープの素」がオススメです!

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