フランス、ヨーロッパを中心に現地の食材・調味料で作る日本食や地中海食料理ブログ!

【レシピ】海老のエキスたっぷり!「海老のリゾット」

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フレンチレストランへ行くと、お米文化ではないため「リゾット」は、一つの料理というよりも、肉や魚のメインがあって、その付け合わせ(garniture/ガルニチュール)で付いてくる事がよくあります。

特にサーモンや白身魚には「リゾット」は定番です。

もちろん、イタリアンレストランへ行けば「リゾット」だけで、立派な料理メニューです。

今回は、単品でも付け合わせでも美味しい「Risotto de crevettes(海老のリゾット)」をご紹介します。

目次

材料 (Ingrédients)

【材料】(2〜3人前)
・海老・・・9匹 (一人前:3匹)
 ※殻付きの海老が望ましい
・お米・・・2合 
 ※計量カップ:1合は約180ccが目安
・バター・・・10g
・玉ねぎ・・・中1個
・人参・・・中1本

《海老のだし用》
・オリーブオイル・・・大さじ1
・にんにく・・・1片
・海老の殻・・・すべて
・白ワイン・・・100cc
・水(フュメ・ド・ポワソン)・・・600cc
 →※海老の殻がない場合は、固形コンソメ・・・1個(5g)
  ※フランス産は1個の固形コンソメが大きいので1/2個分で代用

《仕上げ用》
・生クリーム・・・50cc
・パルメザンチーズ(粉チーズ)・・・大さじ2
・塩・胡椒・・・適量
・パセリ・・・適量

作り方(Instructions)

《魚屋さんで手軽に買えるボイル海老は大きさによってお値段が違う!》
JAGAKO

新鮮なボイル海老や冷凍海老の殻付きが手に入ったらぜひ、海老のだしから作ってみると深みのあるリゾットになります。
もし、お手間でしたら固形コンソメで代用できます!

●オリーブオイルとニンニクをフライパン(鍋)に入れ、香りが出てきたら、海老の殻を強火で一気に焼き、白ワインを入れて火を弱め、蓋をしたら2〜3分蒸し焼きにします。

●海老のだしが出てきたら、海老の身を加え、煮詰まってしまう前にこし器でこしておきます。

●海老の身の部分は、種類にもよりますが、長時間煮込んでしまうと硬くなってしまうため、別にしておき、最後に加えます。

●深めの鍋にバターとみじん切りにした玉ねぎと人参を炒めます。

●お米は洗わずに加え、透き通ってくるまで弱火で炒めます。

●こしておいた海老のだしを加え、弱火で15〜20分ほど煮込みます。

●煮詰まってくると焦げてしまうので、その都度、木べらなどでかき混ぜます。

●お米の芯がなくなったら、仕上げ用の生クリームとパルメザンチーズを加えて、塩・胡椒で味を整えて一煮立ちさせ、最後に海老の身を加えたら完成です。

実は、海外にはリゾット専用のお米が販売されています。
日本のお米を使用する場合、通常のリゾット米よりも水加減変わってくる場合があるので、お米の芯があるまま、煮詰まり過ぎてしまう場合は、水(フュメ・ド・ポワソン)を加えて調節してみてください。

●お好みでパセリを散らすと見栄えが良くなります。

【フランス小話】フランスの定番「Garniture(付け合わせ)」とは?

「garniture(ガルニチュール )」とは、フランス語で、”繕う・小綺麗など付属品または補助的な要素を表す”「飾るもの・装飾する」を意味し、料理では「付け合わせ」として扱われます。

その中でも、サーモンや淡白な白身魚に合うので、魚料理をレストラン(特にBistro/ビストロ)で注文すると、付け合わせとしてよく「リゾット」が付いてきます。

そして、これがフランスらしいのですが、最後に残ったリゾットをソースの様にバゲットに付けて食べたりします。

日本人の、ごはんはごはんと割り切るのとは違う食文化がフランスにはあります。

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