ゆで卵の茹で加減一つで、いろいろな料理レシピを作る事ができます。
ただ、 初めの内は思っていた通りの茹で加減にならない場合もあります。
でも、茹で時間をしっかりと測る事で、思った通りの茹で加減になります。
そこで、今回は4段階の茹で加減をご紹介します。
ゆで卵に必要な材料・準備するもの
【材料】
《茹で卵の材料》
・ 冷蔵庫から出したての生卵
・水・・・適量 ※すべての生卵にかぶるくらいの水の量
《道具》
・鍋
・おたま(レードル)又は、穴じゃくし
・菜箸(さいばし)
基本のゆで卵の茹で方
まずは「ゆで卵」の下準備から!お手間でしたら省いても大丈夫です!!
●まずはじめに、生卵を割れにくくするための下準備として卵のトンがていない底の方(卵を購入した時、下に向けられている方)に、画鋲(針)を刺しておきます。
※画鋲や針は念のために、消毒をしておく事をおすすめします。
※諸説ありますが、茹でる前に穴を開けておくと、卵の殻と薄皮と中身の間に空気が入り、剥きやすくなるとも言われています。
●すべての卵がかぶる程のお水を鍋に張り、火にかけ沸騰させます。
●沸騰したら火を弱め(中火)、冷蔵庫から出した生卵を鍋の中にそ〜っと入れます。
おたまやスプーン使って入れると生卵が割れないです。
【ココがポイント!!】
●超半熟ゆで卵・・・3分〜4分
●トロトロ半熟ゆで卵・・・6〜7分」
●ちょうど良い硬さの半熟卵・・・7〜8分
●固茹で卵・・・12分以上
●お好きな茹で加減になったら、鍋から取り出し、水を張ったボールに入れ、粗熱が取れたら皮を剥いて完成です!
ここでオススメなキッチン道具が、卵の茹で加減が分かるこちら!
時間を測ったつもりが、他の料理を作っていたら時間を忘れてしまった・・・
など、失敗を防ぐ事ができます。
使い方は、同じタイミングで、お湯の中に落として、お好きな茹で加減になったところで取り上げるだけっと、至ってとても簡単な調理道具です。
【超半熟茹で卵】 〜3分茹では黄身も白身もトロトロ〜
「超トロトロ半熟卵」は、超半熟で黄身も白身もトロトロの状態です。
「Œuf à la coque(ウフ・ア・ラ・コック/半熟ゆで卵)」でお馴染みの茹で加減です。
あまりにもトロトロ過ぎて、卵の皮を剥く事が出来ないので、卵の頭を割ってスプーンですくいながら頂くのが一番です。
【トロトロ半熟茹で卵 】〜6分茹では黄身の中心部がトロトロ〜
「トロトロ半熟ゆで卵」は、黄身の外側が少しだけ固まり、中心部がトロトロで、白身は固まっていますが、柔らかい状態で、卵の皮がギリギリ剥けるくらいの固さです。
そのままご飯の上に乗っけて醤油を垂らして食べてもおいしいし、濃いめに味を付け、漬けにしておつまみにしても、サラダの上に乗せ、野菜とからめながら食べても美味しい茹で加減です。
【ちょうど良い固さの半熟卵】 〜8分茹での白身と黄身はモッチり〜
8分茹での「ゆで卵」は、黄身の固まった部分と柔らかい部分が半々くらいの状態で、黄身は切っても黄身だれしないくらいです。これが、簡単に見えて意外に失敗しやすい茹で加減です。
固過ぎず、柔らか過ぎずなので、卵の皮がつるんと剥けると気持ちがいい!
そんなちょうど良い固さの「ゆで卵」は、ラーメン用の味付け玉子のためによく我が家ではよく作ります。
【固茹で卵】 〜12分茹での白身と黄身はすべて火が通った状態〜
「茹で卵」っと言ったら、白身も完全に固まり、黄身が全体的に白っぽく火が通っている状態の固さです。
一番いろいろな料理に利用しやすい固さでは無いでしょうか。
そして、一番茹で加減に気を配らないで出来る「ゆで卵」です。
【本日のおすすめな調理グッズ】卵の切断におすすめな器具
「茹で卵」と一言で言っても、茹で加減で食感が変わり、いろいろな料理に変わります。
時にメインにもなるし、メイン料理のアクセントにもなります。
最後に、フランスに住んでいると、どこのスーパーやキッチングッズ屋さんでも販売されている、フォアグラやフロマージュを綺麗に切るための水に強いステンレス製の「trancheuse de fil d’acier(スチールワイヤースライサー)」という器具があります。
日本だと見慣れない&チーズやバターなどを切るくらいしか使い道が無いので、一般的では無いのですが、この器具で「茹で卵」を切ると簡単&綺麗な断面になります!
あったらあったで!無かったらなかったで!
料理の出来上がりの綺麗さを求めなければ無くても大丈夫!!
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