一番作りたくない料理「揚げ物」。
それでもリクエストが一番多い「揚げ物」。
ある時、何気に作った「鷄かつ」が、今では人からお願いされてまでよく作るメニューになりました。
冷めても柔らかく、温め直してもジューシーな我が家の「鷄かつ」です!
カラッと揚げて、余分な油を取り除く事で、胃もたれしないサクサク、ジューシーを味を知ってしまったら・・・ハマる!
材料 (Ingrédients)
【材料】3〜4人分
・鷄胸肉・・・600g
・塩・胡椒・・・少々
・揚げ油・・・適量
・小麦粉・・・適量
・片栗粉・・・適量
※小麦粉1:片栗粉2の割合
※例:小麦粉/大さじ1:片栗粉/大さじ2
《バッター液》(使いやすい量 ※3〜4人分)
・卵・・・1個
・小麦粉・・・大さじ5
・マヨネーズ・・・大さじ1
・水(牛乳)・・・大さじ2
・ベーキングパウダー・・・小さじ1/2
《鶏肉を柔らかくするための液》
・水・・・400cc
・砂糖・・・大さじ1
・塩・・・大さじ1/2
手作り「鷄かつソース」があれば、ご飯がすすみます!
【鷄かつソース】
●中濃ソース(焼きそばソース)・・・100cc
●とんかつソース・・・小さじ2
●みりん・・・大さじ1
●醤油・・・小さじ1
●ケチャップ・・・小さじ1
●砂糖(グラニュー糖)・・・大さじ1
●水・・・100cc
・(仕上げの)水溶き片栗粉・・・片栗粉(小さじ1) + 水(大さじ1)
作り方(Instructions)
●鷄かつソースを作ります。
【鷄かつソース】の調味料を小鍋に入れ、一煮立ちさせます。
●一旦火から離し、水溶き片栗粉でとろみをつけて、火を止め粗熱をとっておきます。
●鶏胸肉は、食べやすい大きさに切り分けます。
●《鶏肉を柔らかくするための液》に半日〜1日漬け込みます。
●漬け込んだ鶏胸肉を取り出し、よく水を切り、キッチンペーパーで水分を取ります。
●塩・胡椒をまぶし、軽く打ち粉(小麦粉)をしておきます。
●《バッター液》を作ります。
全ての材料を平バット(お皿)に入れて、よく混ぜ合わせます。
●鶏胸肉を《バッター液》に浸し、パン粉をまぶします。
●パン粉はまんべんなく全体的にまぶすのがカラ!サック!!の食感になるコツです。
※ここでパン粉をケチってはいけません!
●140〜160度に温めた揚げ油できつね色になるまで揚げたら完成です。
唐揚げの様に高温で揚げず、160度以下の温度でじっくり揚げた方がジューシーに揚がります!
●揚げ物は下の方に油が溜まるので、網のある(平らな)バットに乗せ、油を切る方が下の衣がべちゃべちゃしません!
●カラッと揚がったら完成です!
我が家の「鷄かつ」の成功法
①《鶏肉を柔らかくするための液》にしっかり漬け込む
②衣が剥がれ落ちないように、《バッター液》を作り、しっかりとパン粉を付ける
③揚げ温度は、140〜160度
④網のある(平らな)バットに入れ、余分な油は下へ落とす
【本日の食材】Viande de poitrine de poulet(鶏胸肉)
「Viande de poitrine de poulet(鶏胸肉)」は、筋がありますが、骨や皮が無いので、調理が簡単で鶏もも肉よりもフランスでは人気で、お値段も高いです。
調理方法はシンプルに焼いて、ソースを付けるパターンが多く、パサついているのが私は気になってしまい、塩と砂糖の黄金液に漬け込んでから調理してしまいますが、フランス人曰く「胸肉」はパサついているのが当たり前!思考なので、私が作るジューシーで、味もシンプルな「鶏かつ」の作り方をとても聞かれます。
「鶏胸肉」は、淡白な味ですがグルタミン酸やイノシン酸などの旨味成分を含み、たんぱく質が豊富でヘルシーな部位のため、ダイエットにオススメな食材です。
【本日の食材】Chapelure(パン粉)
「Chapelure(パン粉)」は、フランスでも粗め・硬めな食感の「パン粉」はあるのですが、やっぱり、日本の鶏かつ、豚カツ、コロッケなどで使う場合、日本産を始め中国、韓国産の「パン粉」がオススメです。
揚げたても美味しいのですが、冷めて美味しい。
そして、何よりも温め直してもサクサク感が戻って来るので、個人的には韓国産の「パン粉」が一番オススメです!
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