Bonjour〜!
南仏(なんふつ)在住のJAGAKOです。
海外に住んでいると「日本食を食べたい!」と、外国の方からリクエストされることが多々有ります。
そんな時、どんな料理を作ったら良いのか迷ってしまいます。
でも、実際にいろいろな料理を作ってみて、気張ったおもてなし料理よりも普段作り慣れている定番の料理がやっぱりウケがよかったりします。
そこで、その中でも外国人の方から作り方をよく聞かれる好評な「卵料理」をご紹介します!
日本のお袋の味!「厚焼き卵」
「厚焼き卵」っと言っても、甘め系、塩系、出汁系、お寿司用のほんのり甘い系・・・
など、母から受け継がれた味や自分好みの「厚焼き卵」があると思います。
実家の母が作ってくれる「厚焼き卵」は、ふわっふわの甘めが定番ですが、私は塩っ気のある「厚焼き卵」派でした。
でも、フランス人に好まれる「厚焼き卵」は、出汁ベースの甘め系が一番好まれるため、今ではお出汁ベースの甘い「厚焼き卵」が定番になりました。
ただ、お弁当に入れる時、メインのおかずが甘めな時に合わせる「厚焼き卵」は、塩系にするなど、全体的な味のバランスを考えて、基本の「厚焼き卵」をベースにその都度味を変えてしまいます。
外国ウケ抜群の日本の国民食ラーメンの定番「味つけ卵」
「味付け玉子」は、フランスだとラーメン店くらいでしか見かけないので、少し濃いめに味を付けると良いおつまみです。
外国人に好まれる味の決め手は、フランス食にはない醤油の甘辛さでしょうか。
玉子の固さは人それぞれ好みが分かれるのですが、少し固めの半熟味付け玉子が好評です。
ラーメンに入れる場合は、(フランス人)猫舌の人が多いため、熱いスープに半熟味付け玉子を入れると食べる頃には丁度良い固さになります。
おつまみにも、ラーメンにもシンプルに白飯にのっけて崩して食べても美味しいです!!
プルップル食感の「茶碗蒸し」
「茶わん蒸し」を作るには、味の決め手になるお出しが一番重要です。
粉末の出汁の素は、アジア食材店で見つける事ができます。
我が家は、前日に昆布と干ししいたけ(手に入れば煮干し)を水に漬けたお出しを利用して作ることが多いです。
時間がない時は顆粒だしで十分です。
このお出汁の塩加減と食感がフランスにはあまりないので、珍しがられる様です。
肉や魚、パンにも合う万能ソース「タルタルドレシング」
「タルタルドレッシング(ソース)」は、地元愛知県の名物大海老のエビフライに付ける、定番のソースです。
その他、宮崎のチキン南蛮、鶏かつなど揚げ物、パンに挟むなど、ご飯にもパンにも合う万能ドレッシング(ソース)だと思っていたのですが、意外にフランスでは見かける事がありません。
だから、意外にハマる「タルタル」。
フランス人は元々マヨネーズ系のソースが好きです。
ドレッシングもマヨネーズをベースにした商品が多く販売されています。
それに、ゆで卵をマッチしただけ!そんなシンプルな万能ソースは一度作り方を覚えてしまうと簡単です。
野菜嫌いな子供でも食べられる?「野菜たっぷりのスペイン風オムレツ」
「オムレツ」は、中身の具材を変えるだけで、いろいろな味が楽しめます。
元々フランスでは、朝食の定番としてふわふわ半熟の「(プレーン)オムレツ」が人気ですが、出汁や醤油を使えば、和風になるし、チーズやケチャップを使えば洋風になります。
我が家は、野菜が嫌い(食べず嫌い)な息子が盛りだくさんの野菜入りでも絶対に食べてくれる一品なので、よく作ります。
そんな、日常的な野菜たっぷりの「オムレツ」は、フランス人でも食べ慣れている料理なので、そこに日本風の味付けにすると、新食感な様です。
あとがき
「卵料理」っと一言で言ってもいろいろあります。
それも、日本には「卵料理」のレパートリーが豊富です!
その中でも今回は「卵」をメインにした外国人ウケが良い「卵料理」をご紹介しました。
他にも、外国人ウケのある「卵料理」がありましたらご紹介ください!
コメント